2002年06月20日

火車

宮部みゆきの「火車」を読んだ。
実は宮部みゆきの著書を読むのは、今回が初めてだ。
話題作「模倣犯」を読もうかと思って書店に行ったら、あまりの分厚さの上下巻にちょっと引いてしまった。
これで万が一、宮部みゆきと俺の相性が合わなかったら、苦痛の読書になってしまう。
そこで「模倣犯」の予備演習に「火車」を選んだと言うワケ。
ストーリーテラーとしての彼女は素晴らしい。
「火車」もかなり分厚い本ではあるが、一気に読んでしまった。
ただラストがなぁ...
確かにあのラストであれば「火車」という物語を完結するにふさわしいとは思うよ。
でもね。
素晴らしい才能の持ち主が、面白い話をしてくれると、読者としては永遠にその物語世界にいたいと思ってしまう。
あのラストシーンから、新城喬子はあの後どんな話をしてくれたのだろう、と想像する事は確かに楽しい。
しかしその物語を宮部みゆき自身にも語って欲しかった、と感じるのは俺だけではなかろう。
ただそれをしてしまうと、蛇足になるだろうなという気もする。
いずれにせよもう少し、彼女の著書を読んでみようと思う。
「模倣犯」は文庫化されてからかもな。
posted by tanichi at 20:22| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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